KAWASE BIIKI

為替予想2015前半 結果と考察

(※ 2016年1月23日 記事を独立させ、予想結果の書式を、2015年後半の予想結果の記事と統一しました。)

2015年1月に行った、為替予想の結果です。

計算式
?結果 = (2015年6月の実質実効為替レート)  − ?(2014年12月の実質実効為替レート)

実質実効為替レート
 データ期間 1994年1月〜
 データ期間中の平均値を100とする。
 元データはBIS国際決済銀行から。


?予想
???? 結果?
 結果順位
予想のずれ?
1
?アメリカドル? USD?5.1?10
2?イギリスポンド?GBP?4.5?2?0
3?日本円JPY?-0.9?5?-2
4
?スウェーデンクローナ
?SEK?-2.5?8?-4
5?ノルウェークローネ?NOK-0.1?4?1
??????
6?ユーロ?EUR?-6.4?12?-6
7?ハンガリーフォリント?HUF-2.0?6?1
8?ポーランドズロチPLN?-2.2?7?1
?南アフリカランドZAR0.1?3?6
10?カナダドルCAD?-4.4?10?0
??????
11?ニュージーランドドル?NZD?-8.2?14?-3
12?オーストラリアドル?AUD?-3.6?9?3
13?トルコリラ?TRY?-7.5?13?0
14?メキシコペソ?MXN?-5.3?11?3
15?ブラジルレアル?BRL?-8.4?15?0
??????

予想のずれの絶対値平均  2.0 (※)

 ※ すべて予想通りの場合は 「0」 
  ? 最も大きく予想をはずした場合 「約7.5」 
  ? 平均 「約3.7」



上昇したのは、アメリカ、イギリス、南アフリカと3つのみです。どれも利上げが噂されている通貨です。下落が大きかったのは、ブラジル、ニュージーランド、トルコです。リスクオフの際に、下落しやすいといわれている通貨ですが、特に、共通点は無いような気がします。その他には、ユーロの下落が、目立ちます。

全体的に見れば、それなりに悪くない予想結果でしょう。1位と最下位を当てられたので、満足です。
ユーロと南アフリカの順位が大きくずれています。ECBの量的緩和の成果を見誤ったと分析します。資源国が総崩れの中、南アフリカは検討したのだと思います。
正直、アメリカの利上げ時期も、間違えましたし、ヨーロッパ情勢も、ロシア情勢も、ぜんぜん予想外でした。中国も、想定より大きく動きましたし、各国中央銀行の金融政策も、想定外でした。それでも上記のように、結果としてはまあまあな予想ができたことは、うれしい限りです。ある程度数字が読めればどうにかなるようですね。

実は、1月の予想自体は1年分の予想なのですが、今回2015年後半の予想を行ったので、1月に行った分は、2015年前半と位置づけました。これからも半年毎に、為替予想をしていきたいと思います。
ちなみに、2015年後半の予想は、年前半の予想に比べて、まったく自信がないので、ご了承ください。


| 為替予想 2015前 | 00:00 | comments(0) | - |

為替予想2015 まとめ 米ドル独歩高

4回にわたって書いてきた為替予想2015のまとめです。
基本的には米ドル独歩高、新興国下落でしょうかね。

今年の為替の強いと思う順
強い
USD アメリカドル
GBP イギリスポンド
JPY 円
SEK スウェーデンクローナ
NOK ノルウェークローネ
EUR ユーロ
HUF ハンガリーフォリント
PLN ポーランドズロチ
ZUR 南アフリカランド
CAD カナダドル
NZD ニュージーランドドル
AUD オーストラリアドル
TRY トルコリラ
MXN メキシコペソ
BRL ブラジルレアル
弱い

その他
RUB ロシアルーブル


| 為替予想 2015前 | 16:41 | comments(0) | - |

為替予想 2015 その4

為替予想 2015 その4です。

北米・中南米

・ドル
前半 強い 後半 堅調
昨年からの最強通貨。水準は標準圏ですが、上値の余地はまだまだあります。FRBによる利上げは6月と予想。年内に更なる利上げの可能性も高いでしょう。ヨーロッパ・アジア圏とも金融緩和体制の維持・強化が予想されており、年内は独歩高の形も予想されます。下落リスク要因は少ないですが、株価下落の際には注意が必要です。また、原油価格の下落はあまりプラスの材料にはならず、短期的には、マイナス要素のほうが大きいかもしれません。


・カナダドル
前半 やや弱い 後半 やや弱い
昨年多少の調整はありましたが、水準はまだ高値圏が維持されています。国内景気は悪くないですが、今年は資源価格・原油価格下落の影響がどこまで広がるか注目です。大きな値動きは少ないかもしれませんが、FRBの利上げにはネガティブな反応を示しそうです。


・ブラジルレアル
前半 弱い 後半 弱い
今年の危険通貨・問題通貨でしょう。水準は高値圏ですが、政策金利を高めにしているため、高値が維持されています。低成長・高インフレ・資源価格の下落と不安要素が多く、大幅に調整する可能性を考慮する必要があります。FRBの利上げに対しても、資金が多く引きあがることが考えられ、保有するには大きなリスクを伴うことになりそうです。


・メキシコペソ
前半 やや弱い 後半 下げ止まり
水準はやや安値圏。昨年の、原油価格値下がりの際の下落幅が、産油国の中では小さく、下げ足りなかった印象があります。新興国通貨の中では、経常収支・インフレ率ともに小さく、堅調な成長を期待されましたが、今年は原油価格下落が響き、FRBの利上げもあいまって、我慢の年になりそうです。年後半は下げ止まっても、上値は重いと考えられます。

| 為替予想 2015前 | 12:14 | comments(0) | - |

為替予想 2015 その3

2015為替予想の第3弾です。すべて新興国ですね。

ヨーロッパ2

・ロシア ルーブル
前半 買えない 後半 買える時が来るか・・・
去年今年と最大の注目通貨です。クリミア侵攻・経済制裁と原油安の影響で暴落し、水準は安値圏。ただロシア危機時に比べるとまだ高く、下げる余地もありそうです。高インフレ、外貨準備の減少と厳しい経済状況でしばらくは大きな浮上は難しい状況となりそうです。


・ポーランド ズロチ
前半 やや弱気 後半 やや強気
水準としてはやや高値圏、 東ヨーロッパ通貨はリーマンショック後大きく買われたため、しばらくは買い辛いでしょう、米FRB利上げ前後で急落してくれれば買いやすいかもしれません。


・ハンガリー フォリント
前半 やや弱気 後半 やや強気
基本的にはポーランドズロチと似た動き。水準は標準圏。インフレも収束し、経常黒字国ではありますが、現在は特に強調できる材料はありません。FRBやECBの動きに対して、どのような動きを見せるのか注目です。


・トルコ リラ
前半 弱気  後半 やや強気
水準はやや高値圏。昨年は上下激しい動きを見せましたが今年も続きそうです。経常赤字が大きいため、米FRB利上げに対して、大幅に下落する可能性もあります。原油価格の下落は景気に大きくプラス。


・南アフリカ ランド
前半 堅調  後半 やや強気
新興国通貨の中では安値圏。こちらも経常赤字が大きいため、米FRBの利上げ時は注意が必要です。原油価格の下落は経済にプラスですが、金・プラチナなどの鉱物価格も下落したため、どのような経済状況になるか注目していきたいです。

| 為替予想 2015前 | 10:05 | comments(0) | - |

為替予想 2015 その2

2015為替予測のその2です。

ヨーロッパ1

・ユーロ スイスフラン
前半 弱い 後半 やや弱い
現在の水準は、強くもなく、弱くもなく。ECBの量的緩和・国債購入の議論が進んでおり、これが決まれば大幅に下落すると思われます。特に値上がりする理由もないため、基本的に弱い相場が続くと考えたほうが自然と思われます。


・ポンド
前半 やや強い 後半 堅調
昨年大幅に上昇し、現在の水準は標準圏です。今年中に利上げも予定されており、基本的には堅調と考えられます。忘れがちですが産油国です。石油価格動向には注意が必要です。


・スウェーデンクローナ
前半 やや弱い 後半 下げ止まり
昨年は利下げもあり、大幅に下落しました。現在の水準は安値圏になります。中央銀行の政策は緩和に向かっており、今年前半も下落方向へ向かうと考えるのが自然かもしれません。下落の仕組みが日本と近いため、安値圏が長く続く可能性もありますが、大きく下落する理由もないため、低位安定が続くかも知れません。


・ノルウェークローネ
前半 やや弱い 後半 やや強い
ヨーロッパを代表する産油国。石油価格下落の影響も受け、価格は下落中です。今年も原油価格が安定するまでは弱い相場が続きそうです。ただし水準としてはそこそこの安値圏にはありますので、原油価格次第ですが、凄い買い時が来るかもしれません。

| 為替予想 2015前 | 23:49 | comments(0) | - |

為替予想 2015 その1 

2015年も始まりましたって事で、為替の予想です。

アジア・オセアニア
・円 
 前半 やや弱い  後半 下げ止まり
水準は安値圏です。景気がリセッション局面にあること、物価が日銀の目標とする2%とは程遠い状態であることを考えると、積極的に買われる可能性は低いと思われます。ただこれ以上の大幅下落も難しく、対米ドルでは下落するも、クロス円の他通貨とでは、下げ止まり・上昇の可能性も考慮に入れる必要がありそうです。

・オーストラリアドル
 前半 弱い 後半 やや弱い
昨年後半にかけ下落しましたが、水準はまだやや高めです。今年も前半は下落基調が続くと思われます。一時的な調整による上昇はあるかもしれませんが、国内景気が後退局面にあり、本格的は上昇は難しそうです。年後半は、中国経済や米FRBの利上げの影響をどれだけ受けるのかに注目です。政策金利は変化せずと予想。

・ニュージーランドドル
 前半 やや弱い  後半 やや弱い
オーストラリアドルと同様、昨年後半はやや下落基調でしたが、こちらの方が、国内経済が堅調のため、通貨は下落しづらそうです。ただし水準がかなり高いのと、巨額の経常赤字のため、外的ショックに弱く、一気に暴落する可能性もあります。また、中国人民元が切り下がった場合も大きく下落する可能性があります。

・人民元
 前半 強い 後半 上昇一服
水準は超高値圏ですが、管理された通貨のため下がらないと予想します。基本的に米ドルペッグ制のため、年前半は大きく上昇の可能性が高いです。年後半は、厳しい国内経済情勢のため、利下げ、通貨切り下げへの圧力が次第に高まっていくと思われます。中央銀行、共産党の動きには常に注意が必要です。
| 為替予想 2015前 | 19:50 | comments(0) | - |
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