KAWASE BIIKI

各国の原油・天然ガス輸出入金額 対GDP比

各国の原油・天然ガスの輸出入金額のGDP比と経常収支の対GDP比です。
プラスが純輸出、マイナスが純輸入国です。

 

 

原油輸出入
対GDP(2014)
天然ガス輸出入
対GDP(2014)
経常収支
対GDP(2015)
・ アジア・オセアニア
   日本 -3.1% -1.6% 3.3%
   オーストラリア
-1.6%
1.1%
-4.6%
   ニュージーランド -2.6% 0.0% -3.1%
   中国 -2.3% -0.2% 2.7%
   シンガポール -12.5% -2.1% 19.7%
・ ヨーロッパ・その他
   ユーロ圏主要4カ国計(※) -2.0% -0.7% **
   イギリス -0.4% -0.3% -4.3%
   スイス -1.3% -0.2% 11.4%
   スウェーデン -1.5% -0.1% 5.9%
   ノルウェー 9.5% (※)6.2% 9.0%
   ロシア 13.2% 3.0% 5.0%
   ポーランド -2.6% NO DATA -0.5%
   トルコ -1.3% NO DATA -4.4%
   南アフリカ -5.3% -0.1% -4.4%
・ 北アメリカ・中南米
   アメリカ -1.1% 0.0% -2.7%
   カナダ 3.6% 0.5% -3.3%
   ブラジル -0.5% -0.3% -3.3%
   メキシコ 1.3% -0.4% -2.8%
 
元データ 「世界経済のネタ帳」
※ユーロ圏主要4カ国(ドイツ・フランス・イタリア・スペイン)
※ノルウェーの天然ガス輸入金額はデータがなかったため0として計算

 

 

| 経済データ | 10:56 | comments(0) | - |

2011年の実質実効為替レートとの比較

資源価格の変動が為替に直接的に影響を与える相場展開です。今後の資源価格の本格反転も考え、資源価格が高騰していた、2011年の為替水準を調べてみました。
 
・実質実効為替レート2011年平均値と直近値の比較
 
・ アジア・オセアニア 2011年平均
2016年1月
   変化量
   日本円 【JPY】
99.1
73.2  -25.9?
   オーストラリアドル 【AUD】 125.3 102.3 -23.0?
   ニュージーランドドル 【NZD】 107.2 104.4 -2.8?
   中国人民元 【CHY】 107.0 135.3 28.2?
   シンガポールドル 【SGD】 105.1 108.8 3.8?
・ ヨーロッパ・その他
   ユーロ 【EUR】 99.1 90.6 -8.5
   イギリスポンド 【GBP】 86.1 96.2 10.1
   スイスフラン 【CHF】 110.3 109.9 -0.4
   スウェーデンクローナ 【SEK】 97.5 88.5 -9.1
   ノルウェークローネ 【NOK】 104.7 85.4 -19.3
   ロシアルーブル 【RUB】 129.8 82.4 -47.4
   ポーランドズロチ 【PLN】 107.0 96.5 -10.5
   トルコリラ 【TRY】 109.6 103.3 -6.3
   南アフリカランド 【ZAR】 101.7 64.1 -37.6
・ 北アメリカ・中南米
   アメリカドル 【USA】 87.9 107.3 19.4
   カナダドル 【CAD】 116.8 87.8 -29.0
   ブラジルレアル 【BRL】 128.7 83.3 -45.4
   メキシコペソ 【MXN】 96.3 81.8 -15.3
 
データ期間 1994年1月〜2016年1月
データ期間中の平均値を100とする。
元データはBIS国際決済銀行から。
 
2011年と比較するとロシ、アとブラジルを中心に資源国・産油国が大きく下落したことが分かります。上昇は中国・アメリカ・イギリス・シンガポールの順で4カ国だけとなっています。日本が大きく下落しているのは、日本銀行の大規模金融緩和が始まったためでしょう。
 
資源価格はまだ底打ちを確かめる展開で、上昇は確実視できません。当然、2011年の水準に向かうことはまだ考えられない状況です。為替も、資源国通貨が上昇するには、もう一押し足りない感じがします。本格上昇まで、もう少し時間がかかりそうです

 

 

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| 経済データ | 22:15 | comments(0) | - |

実質金利2016年1月

2016年1月の各国の実質金利です。

 

 

計算式 

 

 実質金利 = ( 政策金利 ) − ( インフレ率 )

 

 

実質金利の計算には、本来期待インフレ率を用いるのが正式ですが、データの入手性から、インフレ率で代用しています。

 

 

 

実質金利? 前回比(※)?
日本(★) ?-0.3 ?0.2
オーストラリア ?0.3 ?-0.2
ニュージーランド ?2.4 ?-0.3
中国 ?2.75 ?-0.7
シンガポール ?1.32 ?----
 
ユーロ圏 (★) ?-0.35 ?-0.2
イギリス ?0.3 ?-0.2
スイス ?0.55 ?0.8
スウェーデン (★) ?-0.45 ?-0.5
ノルウェー ?-1.55 ?0.05
ロシア ?-1.9 ?1.9
ポーランド ?2.0 ?-0.3
トルコ ?-1.31 ?-1.61
南アフリカ ?1.55 ?0.25
アメリカ ?-0.2 ?-0.35
カナダ ?-1.0 ?-0.5
ブラジル ?3.58 ?-1.28
メキシコ ?1.12 0.99
 
(※)前回 2015年7月
★ 国債の買い入れなどの量的緩和を実施している。
 
相変わらず、ブラジルと中国の大きな値が目立ちます。差はありませんが、若干緩和的な動きになった国が多いようです。ロシア・トルコ・ブラジルの大きな変化は、主にインフレ率の変化によるものです。南アフリカ・メキシコは、アメリカの利上げの為替への影響を弱めるため、緊縮的な政策になっていると考えられます。

 

| 経済データ | 22:25 | comments(0) | - |

世界の原油需給の推移

イランの経済制裁が解除され、イラン産原油の輸出が開始されました。当面の目標は日産50万バレルの増加、その後、さらに日産50万バレルの追加が計画されているようです。この生産増加のインパクトがいまいちよく分からなかったので、原油のマクロ指標を調べてみました。世界の原油の需給の推移です。

 

 

需要 前年比 供給 前年比 供給-需要
2012 ?90.7  90.9 0.2
2013
?91.9 +1.2 91.3 +0.4 - 0.6
2014 ?92.8 +0.9 93.7 +1.6 0.9
2015 3Q  ?95.4 96.9 1.5
2015 (94.6) +1.8
2016 4Q (96.7)
2016 (95.8) +0.8
??(100万バレル/日産)
出典 EIA- Oil Market Report
 
需要・供給共に年1%程度の増加で推移しています。注目は直近2015年3Qの供給量です。各国の生産が増加したこともあり、供給が大幅に増加しています。すでに2016年の需要をまかなえる値となっています。ここからさらにイランの供給増加(0.5〜1.0程度)を想定すると、供給過剰がさらに悪化することになりそうです。ここままの状況ですと、需給のバランスがとれるのは2017年以降になりそうです。
 
今年の年末までに、供給が削減され、需給が拮抗するパターンも考えます。供給の規模が大きく、産出コストが高いのは、アメリカのシェールオイルでしょう。アメリカ産原油はおよそ日産1277万バレルで、そのうち500万バレル程度が、シェールオイルです。需給が拮抗するためには、日産100万バレル程度の削減が必要と想定しますと、シェールオイルの2割の削減が必要になると推測されます。どうでしょうか。

 

 

| 経済データ | 09:01 | comments(0) | - |

リスクオフ相場の予行演習

年明けは、4日連続でリスクオフ相場が続いています。中東・北朝鮮と地政学的なリスク懸念もありますが、本筋は中国経済だと思われます。昨年8月の人民元安→中国株安→世界的リスクオフと同じです。あのときが予行演習で、今回が本番のような流れになっています。ただ正直、実際は、今回もまだ練習で、本番のリスクオフ相場は先に待っているような気がしています。
今後のリスクオフ時の対応のためにも、今回の動きは参考にしておきたいところです。年初からの変化をまとめます。


まず比較的強かった通貨の、昨年末比・対アメリカドルでの変化率です。(リアルタイムで数値が大きく動いてますので、各通貨ごとの誤差が大きくなります。ご了承ください。)

??変化率?
?日本円???2.1%
?シンガポールドル?−1.3%
?ユーロ??−0.2%
?イギリスポンド??−1.2%
?スイスフラン??0.0%
?スウェーデンクローナ??−1.4%

※アメリカドルインデックス(DXY)は同期間0.1%の上昇です。

日本の独歩高です。強い順に日本円・スイスフラン・アメリカドル、典型的なリスクオフのときの順位と見ていいと思います。日本円が強いのは、対オセアニア通貨でのキャリートレードの巻き戻しの影響でしょうか。その他、昨日ぐらいまではヨーロッパの通貨が全般的に弱目という印象は受けました。


次に下落率が大きかった通貨です。各種属性も(ざっくりですが)まとめてみます。

?? 変化率?   中国関連    産油国? 新興国
オーストラリアドル?
  ? ?−3.7% ◎?
ニュージーランドドル??−3.0% ◎??
中国人民元??−1.9%ーーーー??
ノルウェークローネ??−1.7%no data?
ロシアルーブル
??−3.2% 〇
ポーランドズロチ??−2.4%??
トルコリラ??−3.4%??
南アフリカランド??−3.9% ◎?
カナダドル??−2.1%??
ブラジルレアル??−2.0% 〇
メキシコペソ??−2.4%?

中国への輸出が多い、オーストラリアドル・ニュージーランドドル・南アフリカランドが大きく下落しています。同じく中国との関連が深い、日本円・シンガポールドルは強いため、中国だけが理由ではないのでしょうが、今回のリスクオフが中国経済・中国市場の影響によって起こったことを表していると思います。私もよく忘れるのですが、南アフリカは、中国への輸出率が大きいので注意が必要です。
産油国は満遍なく下落、ポーランドとトルコは地政学上のリスクの関連でしょうか。その他にもちろんキャリートレードの巻き戻しの影響もあると思われます。


最後はコモデティです。代表的なものだけですが。

???  変化率
金?
  ?  
3.7%
??1.6%
白金??−2.6%
パラジウム??−11.0%
原油(WTI)??−10.7%
??−2.8%
鉄鉱??−2.3%

やはり、原油価格の下落が目立ちます。金・銀が上昇していることが、リスクオフ相場の動きを良く表していると思います。パラジウムは南アフリカの主要輸出品でしょうか。影響が心配されます。ここに書かなかったコモディティも、金属を中心に下落基調のものが多かったです。


中国経済の影響に原油価格の下落が加わっているため、データが読みづらいところもありますが、基本的にはリスクオフの流れが見えたような気がします。これ以上あまり大きな流れにならないことを祈りたいですが、どんな状況にも対応したポートフォリオを目指したいところです。


元データ「TRADING ECONOMICS」


| 経済データ | 21:15 | comments(0) | - |

コモディティ価格の2000年との比較

今年は大きな下落となったコモディティ価格、まだまだ安かった頃の2000年の値と比較してみました。

(価格単位 = アメリカドル)
?単位2000年平均2015年10月変化率
トロイオンス279.191158.18+315%
トロイオンス5.0015.81+216%
白金トロイオンス546.29979.83+79%
トン1814.525216.09+187%
アルミニウムトン1551.151516.49−2%
鉄鉱石トン12.4552.74+324%
????
WTI原油バレル??30.32?46.2+52%?
石炭
キロ?26.25?55.89+113%?
天然ガス万BTU??4.31?2.32−46%?
????
大豆トン?183.05?322.42+76%?
小麦トン?100.74?165.39+64%?
?????

データ元
世界経済のネタ帳

価格が高騰した2011年辺りと比べると3分の1くらいになったものもありますが、2000年と比べると高い値です。需要が増えているのは確実でしょうが、価格上昇の要因は、投機的な資金が増加したことも考えられます。
今後、更なる調整が進むかは微妙な状況ですが、どの商品も上値は重いと思われます。アメリカの金利上昇などが鍵を握りそうです。


| 経済データ | 16:51 | comments(0) | - |

ユーロ圏各国の実質実効為替レート

ECBが金融緩和を強める可能性があるということで、気になっていた、直近のユーロ圏各国の実質実効為替レートを調べてみました。
統一通貨の難しさが分かります。

?国名???
 ユーロ圏??  ?91.95?
????
 オーストリア??98.71?
 ベルギー
??98.21?
 キプロス?95.88?
 エストニア??116.91?
 フィンランド?95.39?
 フランス??92.12?
 ドイツ??91.05?
 ギリシャ?97.61 ?
 アイルランド    ?   94.25?
 イタリア?97.49?
 ラトビア?112.34?
 リトアニア?116.45?
 ルクセンブルク?100.83?
 マルタ?102.46?
 オランダ?97.56?
 ポルトガル?99.67?
 スロバキア?129.97?
 スロベニア?99.70?
 スペイン?99.03?
????
データ期間 1994年1月〜
データ期間中の平均値を100とする。
元データはBIS国際決済銀行から。


想定の範囲内ですが、上下に結構な差があります。値が低いのが、ドイツ・フランス。値が高いのが、スロベニア・エストニア・リトアニアの順です。現在のユーロの水準はやや割安と思っていましたが、多くの国にとってはそうではなく、ECBの現在の金融政策は、あまり緩和的とは感じられないのかも知れません。逆にドイツでは、これ以上の金融緩和の必要性が感じにくいのだと思われます。統一通貨の分かりやすい欠点が出ているかたちですが、仕方ないものなのでしょう。


ドラギ総裁は12月の金融緩和強化を示唆しました。インフレ率も低下傾向にあるため、実行される可能性は高いと思われます。どこまで影響を与えるのかも含め、注目をしていきたいところです。


| 経済データ | 20:20 | comments(0) | - |
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