KAWASE BIIKI

為替予想2016前半 まとめ

為替予想2016前半のまとめです。
上から順に上昇する予想です。

?日本円? JPY?? 「強い」??安定した強さ
?????
?ユーロ EUR?? 「やや強い」??不安定ながらも底堅い
?ポーランドズロチ PLN????不安要素少ない
?トルコリラ TRY????リスクと共に
?????
?アメリカドル USD?? 「中立」?堅実
?スウェーデンクローネ SEK????底堅い
?南アフリカランド ZAR????直近は安値感
?????
?スイスフラン CHF?? 「やや弱い」?上昇余地少なめ
?ノルウェークローネ NOK????産油国は狙いづらい
?メキシコペソ MXN????最後の我慢
?ニュージーランドドル   NZD????様子見
?オーストラリアドル AUD????様子見
?シンガポールドル SGD????基本的には動かない
?カナダドル CAD????底値を探る展開に
?ブラジルレアル BRL????不明確な点が多い
?ロシアルーブル RUB????様子見が無難
?????
?中国人民元 CNY? 「弱い」?長期での下落
?イギリスポンド GBP???ピークは過ぎた

★その他 想定条件
 ・原油価格は、WTIで30ドル〜42ドル/バレル。
 ・ベースメタル・貴金属は、変わらず〜20%安。
 ・アメリカの利上げは2回(3月、6月)。
 ・日経平均は現在値水準。
 ・ジャンク債のデフォルトは、それ程大きな問題にならず。

日本円独歩高になっていますが、イメージとしては、主要先進国「高」、資源国・新興国「安」です。例外がイギリスでしょうか。原油価格を中心とした、資源価格相場が続くという予想です。この半年が転換点で、年後半には、資源国通貨が反転する可能性が高まると期待します。


※※パソコンで閲覧の方に
  右サイドバー下部にてアンケートを用意しました。興味ありましたら、ぜひ参加ください。

| 為替予想 2016前 | 12:33 | comments(0) | - |

メキシコペソ(MXN)為替予想2016前半

【MXN】
★総評 「やや弱い」  最後の我慢。
メキシコペソは下落予想です。「買い」推奨の記事を書いたような記憶もありますが、忘れたことにして下落予想です。2015年は年初から原油価格と共に下落、秋に息を吹き返しましたが、12月は弱い動きになりました。水準は低めのため長期的に見て買いたい通貨ですが、しばらくは我慢です。

経済は、安定やや低迷といったところ。失業率は低下傾向も、貿易収支がやや悪化しています。株式相場がややバブルといった噂がありますが、確認はとれていません。原油価格の影響を強く言われますが、輸出価格の7割強が工業製品の工業国です。自動車・家電などの生産基地になっています。当然アメリカへの輸出がほとんどです。アメリカの個人消費が拡大するようであれば、恩恵を受けそうです。
問題の石油産業は、生産コストが高いようで、採算割れを起こしていると考えられています。現在の原油価格は長引きそうなため、産業の縮小も予想されます。アメリカのシェール石油業界よりも、弱い産業基盤なのかもしれません。

金融政策は緊縮政策をとっています、アメリカの利上げの影響を受けやすい地理的な条件のため、為替価格維持のため政策でしょう。為替介入も視野に入れるなど、これ以上の為替下落は回避する意向のようです。

各種の指標を見る限り、新興国の中ではそれ程悪い値はないのですが、期待されていたほどは成長できなかった印象です。先進国入りが近いとされる、将来有望な国家です、今回の資源価格下落の影響を乗り越えてもらいたいものです。


★トレードアイデア
 ・特になし

直近は下落予想も、将来的には「買い」予想です。むしろ今すぐ買いたいところですが、現在の下落傾向の終わりを確認してからで間に合いそうです。我慢です。


| 為替予想 2016前 | 22:54 | comments(0) | - |

ブラジルレアル(BRL)為替予想2016前半

【BRL】
★総評 「やや弱い」 不明確な点が多い。
ブラジルレアルは下落予想です。2015年は大幅に下落し、全通貨を見ても、かなり際立った下げだったと思われます。私は、年後半は上昇予想だったこともあり、毎回の下落をひやひやしながら見ていました。直近の値動きは不安定、ちょっとしたリスクオフ局面で、値を下げることもあり、近づきがたい雰囲気です。2016年も値動きが激しい展開が予想されます。

ブラジル経済は低迷しています。主要輸出品目の、鉄鉱石や原油だけでなく、大豆や小麦価格も大きく下落したため、非常に厳しい状態になっています。GDP成長率がー4%台と経済が崩壊しているといっても過言ではありません。失業率は悪化中、貿易収支は黒字を確保していますが、経常収支の赤字が拡大中です。政治状況も不安定で、大統領の弾劾の手続きが進められるなど、混迷の極みを見せています。高いインフレ率など含めて勘案しますと、国民の生活水準を何段階か落とさない限り、経済が安定しないという、非常にまずい状況だと推測されます。

金融政策は緊縮的で、高めのインフレ率を抑える目的のようです。ブラジルの金融政策には賛否両論ありますが、これからもしばらくは現状の緊縮政策が続いていくものと思われます。為替水準は、実力値程度なのかもしれません。

鉄鋼石価格は、原油価格に比べても下落幅が大きくなっています。いったん下げ止まりの傾向を見せましたが、このところ、下落幅を広げています。穀物価格も、現状は値上がりの目はありません。レアルはコモデティ相場からの影響が非常に強い通貨です、原油価格だけでなく、できるだけ多くの商品市況に目を光らせていきたいものです。


★トレードアイデア
・特になし

正直ちょっとこの通貨を「買う」には勇気がいる状況とは思えます。将来的には有望な通貨です、半年後には、是非是非対アメリカドルあたりで「買い」を狙える展開になればと期待します。


| 為替予想 2016前 | 21:59 | comments(0) | - |

カナダドル(CAD)為替予想2016前半

【CAD】
★総評 「やや弱い」 底値を探る展開に。
カナダドルは弱気予想です。2015年は資源価格下落の影響を受け、大幅に下落、為替水準はリーマンショック時の値を割り込んで推移しています。底値からの探りを入れたい展開ですが、上値はもうしばらく重いと予想。じっと我慢です。

カナダ経済は低迷中、エネルギー資源、鉱物資源共に豊富な国で、資源価格下落の影響を正面から受けた格好です。GDP成長率は0付近で推移、失業率は安定から直近やや上昇も、水準は低めです。為替下落の後押しがありながら、貿易赤字が拡大していることが、カナダ経済の厳しさを表していると思います。隣国アメリカ経済は、消費主導で拡大しているため、工業品輸出には大きなメリットがありそうですが、まだ数字には表れていません。トロントやバンクーバーの住宅価格がバブル気味なことも、やや気になる材料です。

カナダ中銀は、2015年には政策金利を2度引き下げるなど緩和政策を進めてきました。現在の経済状況を見る限りは、もうしばらくの間、緩和的な金融政策が継続される可能性が高そうです。インフレ率は、1%台で安定です。

エネルギー資源、ベースメタル、貴金属に木材・食品と資源の幅が広く、本格的な資源価格の上昇までは、経済の低迷は抜け出せない可能性が高いと考えています。。ここ半年・1年が底であると思われますが、どうでしょうか。アメリカがジャンク債問題など、何らかの理由でリスクオフ局面になった場合には、影響が大きくなり、注意が必要になりそうです。


★トレードアイデア
 ・特になし

直近はポジションを持たず、静観が無難だと思っています。半年我慢です。長期的には是非「買い」で持ちたい通貨です。



| 為替予想 2016前 | 01:08 | comments(0) | - |

アメリカドル(USD)為替予想2016前半

【USD】
★総評 「中立」 堅実。
注目のアメリカドルは、動意が少ない展開を予想します。FRBの政策変更が終了し、とりあえずは安定した動きでしょう。ここ数年は駆け足で上昇してきた通貨で、ここらで一服でしょうか。下げ予想はまだ早いと考えていますが、水準も高く、中長期的には下落を予想します。

経済は内需を中心に拡大中。失業率も過去最低水準、賃金もようやくですが伸び始めが確認できます。基本的には好景気といって良い状況のようです。今後については、ドル高の影響も受け、製造業を中心に弱めの指標も散見されるなど、不安点も多いようです。資源価格下落については、基本的にはプラスに働いていると考えます。ガソリン価格の低下から、消費の拡大が期待でき、本格的な効果が見られるのはこれからだと思われます。家計・小売に優しく、石油業界に厳しい環境です。

金融政策は、FOMCのドットチャートの予想ですと、2016年に4回、アナリスト等の予想ですと、2〜3回の利上げが予想されています。ここから半年については、3月・6月の2回の利上げ予想で、とりあえずは良いのかなと考えています。金融政策では、利上げの回数ではなく方向感を重視していきたいところです。金利が天井、これ以上利上げできない、利下げをした方が良いのではないか、といった意見が出てきますと、為替も急に動く可能性があり、気をつける必要があります。
金利上昇による、新興国からの資本の引き上げのようなことは、それ程多くは無いと予想します。

もうひとつの注目のジャンク債市場ですが、資源価格下落を起点とした、デフォルトの増加が危惧されています。2016年の最大のリスクとも言われていますが、どうでしょうか。原油価格の低迷は長続きしそうなため、シェール関連を中心にリスクは高まりそうです。


★トレードアイデア
・GBP/USD  S

本来選択肢の多い通貨ですが、あまり食指が伸びません。とりあえずポンド売っとけの精神で。ドル円やユーロドルはそれほど大きな動きにはならないのではないでしょうか、方向感が出るまでは、様子見がベターと考えています。


| 為替予想 2016前 | 23:00 | comments(0) | - |

南アフリカランド(ZAR)為替予想2016前半

【ZAR】
★総評 「中立」 直近は安値感。
南アフリカランドは中立予想も難しい状況です。2015年は年間通して下落基調、2016年も厳しい年と予想されますが、直近の下落はちょっと行き過ぎのような気がします。「買い」とまではいえませんが、中立予想とします。

主要輸出品のプラチナの価格が大幅下落、パラジウム・金価格も下落しているため、厳しい経済環境を強いられています。資源国の宿命ですが、他の産業が競争力を失っている経済では、深刻さは計り知れません。いわゆる英国病の末期の状態のようです。25%超える失業率もさることながら、通貨が大きく下落しているのに、改善されない貿易赤字も、大きな問題であると思われます。原油輸入国であるため、原油価格の下落は、経済・貿易にプラスに働いています。
問題のプラチナ価格は7年ぶりの低水準で、リーマンショック後の最低水準で推移しています。安値とも思えますが、フォルクスワーゲンの問題を受け、ディーゼルエンジン触媒用の需要が急激落ちており、需給関係のバランスが壊れてしまっているため、価格調整にも時間がかかる可能性があります。貴金属価格市場全体が低迷していることも含め、2016年も試練の状態が続くと想定されます。

金融政策は緊縮的です。今後のインフレ率の上昇と、為替下落に対応した内容になっていると思えます。

12月の財務大臣更迭により、ランド相場は一時、対ドルで10%以上の下落を見せました。これは、本質的な経済状況の変化ではないため、為替はすぐに戻ると思えましたが、戻ったことは戻ったのですが、下落基調を続けています。この様な状態ですから、下落のリスクは想定しなければなりません。為替水準自体は比較的安めですが、信頼性という意味では、やはり難しい通貨です。


★トレードアイデア
GBP/ZAR  S
USD/ZAR  S

難しいですが上目線で、プラチナ価格再び上昇するまで待てる、という自信があるのならば、良い環境なのかもしれません。

| 為替予想 2016前 | 23:09 | comments(0) | - |

トルコリラ(TRY)為替予想2016前半

【TRY】
★総評 「やや強い」 リスクと共に。
人気のトルコリラは上昇予想です。ただし、リスクは多分に含んでいるように感じます。2015年は全体としては下落も、年最終盤は奮闘。2016年も上下動はありそうですが、上昇する展開がメインシナリオです。

ご存知の通り、戦時下体制のトルコですが、2016年もIS、シリア問題が話題の中心でしょう。ロシアも巻き込んだ形になり、様相は複雑さを増しています。方向としては、明るい兆しも見え始めているのかもしれませんが、長引くことは間違いないでしょう。
経済的にも不安定な状態は続きます。GDP成長率は低迷、高インフレが続き、失業率も増加中、政治的な混乱も不安材料です。そんな中でも交易条件が改善しました。資源価格下落の恩恵を大きく受け、経常赤字が一気に解消、月別では黒字になるなど好調です。輸出が増えているようですが、内容まではフォローできていません。

政策金利は他の新興国と比べても高めですが、インフレ率と比較しますと、やや緩和的な値です。利上げも噂されていましたが、行われませんでした。現在の経済状況では、この程度の緩和水準は、妥当性のあると思われます。

トルコはドル建ての債務を多く発行しています。アメリカの利上げの影響を受け、この利払いが上昇する可能性があります。今後、順調に利上げが進むようですと、額が大きくなる可能性があり、注意が必要になりそうです。


★トレードアイデア
GBP/TRY  S
USD/TRY  S

今すぐというよりかは、何らかのタイミングで、リスクオフになり、下落したとき拾うような感じにしたほうが安全だと思っています。また、長期的に見た場合に、強い通貨であるのかは疑問があります。


| 為替予想 2016前 | 21:16 | comments(2) | - |
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