KAWASE BIIKI

2019年下半期のまとめと2020年上半期の展望

年末なので、まとめを。

 

 

2019年の下半期は、値動きが少ない為替相場になりました。

材料のあった英国ポンドが、10月以降単独で上昇。その他は、南アフリカランドに動きがあった程度で、全体的に通貨のボラティリティが少なく、歴史的な凪相場であったといえそうです。

 

世界経済は新興国を中心に拡大基調が継続していますが、生産が世界的に軟調。アジア欧州を中心に消費が停滞気味でやや心配されます。

ここ数年は世界的な低金利を受け、米国と新興国を中心に、国債・民間債務・個人債務が拡大、これが個人消費を促してきました。しかし、インドで信用収縮(こっそりプチリーマンショック)が見られるなど、債務拡大の限界が近づいているようです。

 

気になる米中貿易関係ですが、相場の織込みが進んでいるため、現状でも為替は短期以外は反応していません。今後もリスクを気にする必要はなくなったとみています。

 

金融政策からの材料では、9月のFRBによるバランスシート再拡張があります。これを受け、米国債の長短金利差が拡大、為替ヘッジが効きやすくなったことで、米国ドルの上昇が終了し、下落を始めています。

また、スウェーデン中銀はマイナス金利の副作用を警戒し、利上げを開始しました。利上げ自体は一般的なものですが、今後、各国の中央銀行が金融政策を決める上で、マイナス金利の副作用をより一層意識することになりそうです。

 

コモディティ関連は、原油価格は底を打った様子、WTI1バレル=55米国ドル以下では、シェールオイルのコストが意識された格好です。シェールオイル掘削リグ数は大幅に減少しました。天然ガス・石炭は低価格で推移しています。

値動きが目立ったのはパラジウムで、一方的に上昇が続いています。自動車フィルタ用触媒への需要が大きく、天井が見えない状況となっています。パラジウムの輸出シェアが大きい南アフリカのランドは、上昇圧力を受けております。

 

 

 

2020年上半期の展望ですが、基本的には、足下のリスクオン相場がしばらく続くとみています。米国ドルの上昇の可能性が低いため、予想する上では、多少気が楽になりそうです。

 

世界経済は短期の底打ちから、消費も回復傾向を見せると予想。米中関係が回復するにつれ、景況感も改善するというのがメインシナリオです。株価高・不動産高からの資産効果も見られそうです。債券規模の拡大が大きいため、バブルの可能性が高そうですが・・・。

 

上昇する通貨は、ユーロやオーストラリアドルあたりが狙い目。

ユーロはECBのラガルド新総裁に注目、より長期で見た場合の金融政策の変更の可能性もあり、金融政策決定会合後のコメント等も注目したいところです。

オーストラリアは数年来の通貨安により、ファンダメンタルズが改善しているのですが、中国経済の不透明感から、売りが集まりやすい状況でした。投機筋のポジションも「売り」ポジションがかなり多い状況が続いていまので、不透明感が払拭されれば一気に上昇する可能性が高そうです。

また、どちらの通貨も米国ドル安がプラス材料になると見られます。

 

売り予想の通貨は、米国ドルと英国ポンドです。

米国ドルは、上記のように、9月のFRBによるバランスシートの拡張から下落基調となっています。バランスシートの拡張は、2020年上半期も予定されているため、下落基調が続きそうです。

英国ポンドは、EU離脱無しでも売りたい通貨です。ファンダメンタルズの悪化と投資資金の減少が見込まれ、直近の上昇もあり、通貨の割高感が強まっています。さらにEU離脱による交易条件の悪化が加わることを考えますと、中長期で大幅な下落の可能性も考えられます。

 

新興国・資源国通貨には、ファンダメンタルズ的に怪しい通貨(南アフリカランド、ニュージーランドドル)がありますが、しばらくはリスクオン相場で上昇しやすい環境にあり、触れずに起きたいとところです。将来的に「売り」で見た方が分かり安いファンダメンタルズ(経常赤字の拡大、対外債務の増加)になっているため、現状は上昇してもらって、割高感が高まった方が良いともいえます。

 

原油価格は底堅い動きを想定、ただし、上値ではロシアが協調減産を終了させるとの話もあり、WTI1バレル=60ドル台、ドバイ先物1バレル=65〜75ドル程度のレンジ相場になることを予想しています。その他のコモディティは為替に影響を与えるような動きにはならないとみています。

 

 

 

 

それにしましても、足下は滅多にないくらいのリスクオン相場でして、年末年始をリスクを気にせず過ごすのは、久しぶりだと感じます。ただ、それだけ脳天気なバブルが作られやすい相場環境であるともいえそうです。

来年はバブル景気ではじまり、年後半から再来年辺りがちょっと厳しい感じになるのではないでしょうか。

 

個別の通貨予想はTwitterの方でおこないます。宜しくお願いいたします。

それでは良いお年を。

 

 

| コラム | 14:36 | comments(1) | - |
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