KAWASE BIIKI

アメリカドル(USD) 為替予想 2015後半

【USD】 
★総評 強気 上値は限定か
アメリカドルは強気予想です。一昨年のテーパリング開始以降、順調に上昇しています。水準的には中立圏。基本的には上値を追いかける展開でしょうが、ここまで上げ続けたこともあり、上値幅は最大10%ぐらいでしょうか。利上げできないような展開になりますと、大波乱になりそうです。

年初は6月にも利上げとの予想もありましたが、年序盤は景気が低迷し、利上げは年後半に持ち越しています。GDP成長率はマイナスでした。失業率は順調に低下も、インフレ率は予定ほど上昇していません。シェールなどのエネルギー業界が低迷、港湾のストライキ、天候問題も景気に影響を与えたようです。そんな中、各株価指数は最高値を日々更新しています。企業決算も悪くは無いようですが、やや危うさが残る状況です。

今後の経済はそこそこの予想。利上げできる可能性は高いでしょう。賃金の上昇もあり、内需中心に経済が発展していくと思われます。住宅や耐久財の指標は悪くなく、インフレ率も上昇が見込めます。エネルギー価格の低下も、消費に回る頃だと思われます。中国経済の低迷が与える影響については微妙、やや気がかりです。世界全体がリスクオフの状態になり、アメリカの株価が下落局面になるようですと、消費を中心に、経済全体に影響を与えることになりそうです。

今年の為替市場、最大の注目は、アメリカの利上げの開始時期でしょう。エコノミスト・アナリストの予想は12月でしょうか。9月の予想もありましたが、最近の雇用統計や、中国などの世界経済の様子を見ると、遅らせる可能性が高そうです。FRBイエレン議長は、今年中の利上げを所望しているようにも見えますが、経済指標次第だと思われます。どちらにせよ利上げのペースはかなり緩やかになる予想で、アメリカの実体経済への影響は少ないと考えます。為替はすでにそこそこ上昇しています。さらに大幅に上昇する局面になりますと、ドル高けん制発言の可能性も高まりそうです。



★注目すべき指標
 ・失業率
 ・賃金上昇率



★トレードアイデア
とりあえず利上げ前後までは、素直に上昇で見ていきたい通貨です。
下落予想の新興国・資源国とのペアが相性がいいと思います。
USD/TRY USD/ZAR USD/AUD USD/NZD のロングでどうでしょうか。
EURやJPYとの強弱は難しいところです。



| 為替予想 2015後 | 23:07 | comments(0) | - |
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