KAWASE BIIKI

アメリカドル(USD)為替予想2016前半

【USD】
★総評 「中立」 堅実。
注目のアメリカドルは、動意が少ない展開を予想します。FRBの政策変更が終了し、とりあえずは安定した動きでしょう。ここ数年は駆け足で上昇してきた通貨で、ここらで一服でしょうか。下げ予想はまだ早いと考えていますが、水準も高く、中長期的には下落を予想します。

経済は内需を中心に拡大中。失業率も過去最低水準、賃金もようやくですが伸び始めが確認できます。基本的には好景気といって良い状況のようです。今後については、ドル高の影響も受け、製造業を中心に弱めの指標も散見されるなど、不安点も多いようです。資源価格下落については、基本的にはプラスに働いていると考えます。ガソリン価格の低下から、消費の拡大が期待でき、本格的な効果が見られるのはこれからだと思われます。家計・小売に優しく、石油業界に厳しい環境です。

金融政策は、FOMCのドットチャートの予想ですと、2016年に4回、アナリスト等の予想ですと、2〜3回の利上げが予想されています。ここから半年については、3月・6月の2回の利上げ予想で、とりあえずは良いのかなと考えています。金融政策では、利上げの回数ではなく方向感を重視していきたいところです。金利が天井、これ以上利上げできない、利下げをした方が良いのではないか、といった意見が出てきますと、為替も急に動く可能性があり、気をつける必要があります。
金利上昇による、新興国からの資本の引き上げのようなことは、それ程多くは無いと予想します。

もうひとつの注目のジャンク債市場ですが、資源価格下落を起点とした、デフォルトの増加が危惧されています。2016年の最大のリスクとも言われていますが、どうでしょうか。原油価格の低迷は長続きしそうなため、シェール関連を中心にリスクは高まりそうです。


★トレードアイデア
・GBP/USD  S

本来選択肢の多い通貨ですが、あまり食指が伸びません。とりあえずポンド売っとけの精神で。ドル円やユーロドルはそれほど大きな動きにはならないのではないでしょうか、方向感が出るまでは、様子見がベターと考えています。


| 為替予想 2016前 | 23:00 | comments(0) | - |
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