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メキシコペソ(MXN)為替予想2017後半

メキシコペソ(MXN)

★総評 中立

昨年はアメリカ大統領選挙の影響で、その前後で大幅に下落しましたが、今年に入ってからは、回復傾向を鮮明にしてきた通貨です。水準感としては特に割安・割高感も無く、ここからポジションを持つ理由があまりありません。産油国なのでこれからしばらくは弱さを見せるかもしれません。

 

メキシコ経済は底堅い雰囲気です。低成長ながら、失業率が3%台と低いレベルが続いています。新興国としては物足りなさはありますが、安定しているようです。為替が下落したこともあり、貿易収支が黒字の月が出てきました。対アメリカを中心に工業製品の輸出が増えているようです。昨年の原油安の影響は払拭されたようです。経常収支は赤字、対外債務に対する利払いは大きな負担になっていると考えられます。足下で原油価格が下落しているため、今後発表される貿易統計には注意が必要です。

個人消費を見ても、債務の伸びを見ても、それ程目立った数値はありません。悪いところがあるわけでは無いのですが、新興国としては勢いみたいなものが無いように感じます。ここからの経済発展には新しい産業が必要な段階なのだと思います。

 

金融政策は緊縮的なのを政策を採用しています。昨年為替が大きく下落した段階で、為替水準維持を目的に利上げを行い、政策金利は高い水準が続いています。足下で、インフレ率が上昇してきたこともあり。この金利水準は維持される可能性が高そうです。

 

 

★トレードアイデア

・特になし

 

アメリカ大統領選挙直後の大幅な割安感は薄れてきています。現在は水準感を見ても、交易条件を考えても、特に理由は見つかりません。中・長期でやや弱めの動きになるかとみていますが、どうでしょうか。ここからのリスクオンの動きで、大幅に上昇する局面があるようですと、下落を狙ってみたいところです。

 

| 為替予想 2017後 | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
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