KAWASE BIIKI

イギリスポンド(GBP) 為替予想2018前半

イギリスポンド【GBP】

★総評 中立

2017年じわじわと上昇していたポンドは 中立予想とします。水準感としてはやや高めなところもあるのですが、慌てて売る必要はないとみています。何かの材料で急伸した場合は躊躇なく売ってしましましょう。

 

★経済 マクロ指標など

イギリス経済は堅調な動きを示しています。失業率は過去最低水準で安定、経済成長率もプラスを維持しています。イギリス経済で特徴的なのは3%を超える高めのインフレ率です。ほかの先進主要国のインフレ率が1%程度で推移する中、目立った存在になっています。一昨年前に大幅に下落した為替の影響や、賃金の上昇の影響が考えられます。貿易を見てみると、高い水準の貿易赤字・経常赤字は続いているのですが、このところやや改善傾向がみられます。鉱物資源の生産が増加しているほか、観光収入が増加していて、この辺の分野がイギリスの貿易を支えているようです。

債務については、民間・個人とも水準は低くないのですが、ここ数年は増加傾向がみられず、安定しています。金融政策が引き締まる段階で多少の変化はありそうですが、何か不安材料があるようには見えません。

心配されるEU離脱協議の行方ですが、難航しながらようやく一歩目が進み始めたという段階で、時間はかかりそうです。イギリスから欧州本土へ移動する企業が増えるのはこれからが本番とみられ、イギリスの交易条件の悪化が見込まれいます。このことがポンドの相場に下落圧量がかけるのは必至ですが、どの程度になるのか、現時点でどの程度織り込まれているのかは未知数になります。

 

 

★金融政策

インフレ率が上昇しているため、利上げが見込まれています。経済状況的に利上げしない理由は乏しいように見えますが、中央銀行の動きはやや慎重な雰囲気で、今後の動きが注目されそうです。

 

★トレードアイデア

タイミング的にポジションを持つ必要はないと思われます。より長期目線では、ユーロ「買い」ポンド「売り」が基本路線でいいと思われます。ポンドを「買い」で持つことは長期的にお勧めできません。

 

| 為替予想 2018前 | 17:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
<< ユーロ(EUR) 為替予想2018前半 | main | ノルウェークローネ(NOK) 為替予想2018前半 >>









http://kawase-biiki.com/trackback/925
■ LATEST ENTRIES
■ CATEGORIES
■ ARCHIVES
■ SEARCH
■ LINKS
■ PROFILE