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カナダドル(CAD) 為替予想2018前半

カナダドル【CAD】

★総評 やや弱い

カナダドルは下落すると予想。特に強調するところがあるわけではないですが、ここ数年ファンダメンタルズが弱い状況で推移しているため、単純に通貨が割高の下落予想とします。アメリカの消費の状況や、資源価格の推移など外部環境によって左右されやすい通貨です。

 

★経済・マクロ指標など

カナダ経済は好調です。2015年から16年にかけてのマイナス成長を乗り越え、成長率が安定し失業率も低下傾向、足元で大幅に改善を見せています。アメリカの消費が好調なため、輸出が増加しているほか、様々な資源価格が上昇傾向にあることも、カナダ経済を支えています。しかし、貿易指標は貿易収支・経常収支とも大きめな赤字、赤字幅は多少改善していますが良い値とは言いにくい環境です。リーマンショック以降、資金流入が相次いだことで、為替が常時割高で推移している感じがします。

カナダといえば、巨額の債務が問題になりそうです。住宅価格が急騰したことで、個人の住宅ローン水準が大きく上昇しました。様々な規制などで、住宅価格が頭打ちになりましたが、今後住宅価格が下落する段階で、返済が問題になってくる可能性はありそうです。また、民間セクターの債務水準も世界最高水準まで増加中。こちらも金利が増加する中で、様々なリスクが表れてくることになりそうです。

 

★金融政策

2017年は2回の利上げを実施、インフレ率がやや上昇傾向にあるため、利上げ方向で考えるのが基本ですが、債務水準を考えると、あまり上げたがらない可能性はあります。インフレ率の推移を注視したいところです。

 

★トレードアイデア

・EUR/CAD L

・CAD/JPY S

下方向目線が基本になります。ペアは主要国通貨のほうが無難でしょうか。値幅は それほど大きくはならないと考えています。対オーストラリアドルでショートで持つのも面白いかもしれません。

 

| 為替予想 2018前 | 14:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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