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ポーランドズロチ(PLN) 為替予想2018後半

ポーランドズロチ(PLN) 為替予想2018後半

 

★総評【中立】

特に強調できるような強い材料があるわけでもないですが、下落する理由も少なく、安定した値動きが期待出来る通貨です。ファンダメンタルズ的にはソコソコ、欧州通貨や新興国通貨が売られやすい地合のため、上値を追っていくには厳しいと推測しています。

新興国の優等生ポーランド、リーマンショック後好調な東ヨーロッパ経済の中心的存在です。周辺国のハンガリーやチェコと共に貿易が発展が著しく、世界でも重要度が増している地域となっています。(ただし、政治的にはかなり不安定な地域です。EUとの距離感云々が云々です・・・・。)

通貨ズロチはユーロの動きに引きづられやすい部分はありますが、ユーロよりも堅調に上昇してきた印象があります。しかし、この通貨は、実はリーマショック前後の期間で比較した場合、世界一価格が上下した通貨の一つだったという過去を持っています。今は安定した推移を見せていますが、なにかの折には、急激に動く可能性があり、注意が必要となります。

 

 

★経済状況

ポーランド経済は、好調です。安定した経済成長が続き、失業率は6%台と水準は高めですが急下落しています。2003年頃は失業率が20%を超えていたことを考えますと、ポーランドの経済成長が分かるかと思います。

貿易統計は、貿易収支・経常収支共に小幅な黒字基調で、長期的にみても改善傾向が続いています。中国の一帯一路構想のヨーロッパ側の玄関口という側面もあるため、貿易量はこれからも伸びていくものと思われます。ただ、エネルギー資源輸入国であるため、ここからはエネルギー資源価格の高騰の影響を受けることになりそうです。

債務水準は、個人・民間共に問題の無い水準。やや対外債務割合が高いのが気になりますが、問題になることはないでしょう。住宅価格も上昇中ですが、バブルといった感じではありません。

 

 

★金融政策

政策金利もインフレ率も1%台で、特に緊縮的でも緩和的でもない金融政策を採っています。経済も好調で、利上げできる環境であると思われますが、失業率が高めなため、もう少しこの金利水準を維持する可能性が高いでしょうか。どちらにせよ、為替に影響を与えるほどの動きはないと見ています。

 

 

★トレードアイデア

・特になし

 

どちらといいますと上向きで見ていきたい通貨ですが、タイミングが今ではないと見ています。現在の相場環境が変化し、ユーロドルが上昇をするようなときに、ユーロの代わりにポジションを取ってみると、面白いのではないでしょうか。

 

 

 

| 為替予想 2018後 | 09:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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