KAWASE BIIKI

為替予想2018後半 まとめ

為替予想 2018後半

 

★強い ・なし
★やや強い ・日本円 ・ユーロ ・ノルウェークローネ
★中立 ・オーストラリアドル ・中国人民元 ・ロシアルーブル
・ポーランドズロチ ・アメリカドル ・ブラジルレアル
★やや弱い ・イギリスポンド ・南アフリカランド ・メキシコペソ
★弱い ・ニュージーランドドル ・トルコリラ ・カナダドル

 

 

★想定環境

・世界経済は堅調、経済成長は低成長も、失業率の下落が続く、ただし、ここまで程の勢いはない。

・原油価格は、WTI1バレル=65〜85ドルまで上昇。

・その他資源価格には大きな変動はない。

・アメリカFRBの利上げは2回、バランスシートの縮小は予定取り行う。ECBの量的緩和縮小も、予定通り行われる。

・イギリス・カナダの利上げが行われる。

・株式市場は上値の重い展開。資金流出が多い国では下落もある。

・債券市場は、全体的に価格が下落、金利が上昇する。

・中国で信用収縮が強まる他、世界中で不動産価格の上昇が弱まり、一部不動産の上昇が大きかった地域では、下落が進む。

 

 

下半期の大きなテーマは2つです。一つ目は、主要国中央銀行の金融政策の緊縮化です。アメリカFRB、ヨーロッパECBを中心に、金融政策の緊縮化が予定されており、これにより世界的に金融市場の流動性が減少することが予想されます。信用力が低い金融商品を中心に値を落とす可能性があります。またそういった商品が高レバレッジで保有されていた場合、売りが売りを呼ぶ展開になり、価格が急落することも考えられ注意が必要です。

もう一つは、足下で中国が通貨の切り下げを行うとの観測が出ていることです。中国人民元は、上半期は対米国ドルでは下落していたものの、実行レート(CFETS RMB INDEX)ベースでは上昇していて、中国当局も人民元高を容認していたと思われます。しかし、国内の資金の流動性が弱まったことを受け、通貨の切り下げ観測が出ているようです。実際先週の人民元の実効レートは下落しています。これはもう少し様子を見たい動きです。人民元の切り下げが続くとなれば、中国と関連が強い通貨を中心に影響がありそうです。

 

世界の経済状況は特に変化していないため、この半年で、なにかが起こるわけではないと考えています。どちらかというと、リスクオフ気味だけれど、値動きが無い状況というのが予想の中心です。そのため、各通貨の予想も中立のものが多くなっています。特に、ファンダメンタルズが良い通貨ほど、値動きが出にくいと思われます。

 

 

★トレードアイデア

・NZD/JPY S

・CAD/JPY S

・ZAR/JPY S

・EUR/TRY L

 

相場全体がリスクオフになりやすい環境のため、対リスクオフポジションを基本に。売りポジションは、ニュージーランドドル・カナダドル・南アフリカランド・トルコリラまで、イギリスポンドを入れるかどうかが迷うところ、買いポジションは日本円が最適と考えます。ユーロを買う場合は、ユーロの下落が終了し、上昇を確認できてからで良いでしょう。

トルコリラは、もしかしたら対ユーロで為替介入を行っている可能性があるため、そういった動きを見ながらの取引が理想となります。

 

| 為替予想 2018後 | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
<< ブラジルレアル(BRL) 為替予想2018後半 | main | 実質実効為替レート2018年6月 >>









http://www.kawase-biiki.com/trackback/960
■ LATEST ENTRIES
■ CATEGORIES
■ ARCHIVES
■ SEARCH
■ LINKS
■ PROFILE