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為替予想2018年 9月

【為替予想2018年 9月】

半年〜1年程度の期間の為替予想です。

 

★大きく上昇 △ロシアルーブル
★上昇 ・日本円 ・ユーロ ・ノルウェークローネ
★中立 ・オーストラリアドル ・ポーランドズロチ ・アメリカドル
・ブラジルレアル
★下落 ▼中国人民元 ・イギリスポンド △トルコリラ
・南アフリカランド △カナダドル ・メキシコペソ
★大きく下落 ・ニュージーランドドル

 

・大きく上昇   半年〜1年で、実質実効為替レートが   +15%  〜
・上昇   半年〜1年で、実質実効為替レートが    +5%  〜  +15%
・中立   半年〜1年で、実質実効為替レートが    - 5%  〜   + 5%
・下落   半年〜1年で、実質実効為替レートが    - 5%  〜   - 15%
・大きく下落   半年〜1年で、実質実効為替レートが    -15%  〜

 

(△)は、前回の予想と比べ、予想を改善させた通貨。

(▼)は、前回の予想に比べ、予想を悪化させた通貨。

 

★想定環境

・世界的に経済は好調。特に米国経済は加速する可能性が高い。

・原油価格は、1バレル=65ドル〜90ドル。場合によっては、100ドル超も考える必要があり。

・その他の資源価格は特に大きく動かず。

・金融政策は、世界的に緊縮化、米国の利上げ・バランスシート縮小は順調に予定通り進む。ECBも同様。

・世界的に物価上昇が加速。新興国や資源国を中心に対外債務も増加する。

・欧米の年度明けからは、債券市場の緊迫化が解消しているため、新興国通貨の急下落はひとまず回避かもしれません。まぁ時間稼ぎのような気もしますけれど・・・。

 

 

米国ドルが、割高ではあるけれども上昇も見込める水準という、上下どちらにも動ける厄介な状態なっています。それを受け、その他の通貨の予想がやりにくい環境であると感じています。

 

比較的相場が見えているのが、産油国通貨でしょうか。原油価格の上昇高止まりを受け、足下で堅調な動きです。特に、ロシアやノルウェーは経常黒字国であるため、ここからの原油価格上昇はそのまま為替の上昇要因になりやすいと考えられます。ロシアルーブルは新興国通貨の下落の影響を受け、8月までに大きく下落しているため、ある程度の値幅は狙えそうです。

 

主要国通貨では、日本円やユーロがやや割安水準ですが、値動きは乏しいと思われます。むしろ米国ドルが上昇する展開になれば、小幅下落すす可能性もあり、ポジションが取りにくいのが実情でしょう。米国短期金利の上昇を受け、キャリートレードやイールドハンティングといった、金利を狙うトレードの対象が新興国から米国に移っている雰囲気もあり、新興国通貨内での序列も見えにくくなりそうです。

 

8月に大きく下落した新興国国通貨では、トルコリラの評価を上げましたが、これは大きく下落したため、下値の余地が縮まったという意味です。もう一段落の下落はあり得ますが、タイミングが難しいところ。南アフリカランドも同様ですが、こちらの方が原油価格に対する影響が大きいため、意外と大きな下落もあり得るかもしれません。

 

 

 

全体的に難解な展開。米国ドルの上昇が続く限りは、他の主要国は動けず、かといって相場全体ではリスクオンの様相のため、新興国の下落も限定的かなと感じます。相場に織り込まれていない材料は、足下の原油価格ぐらいのようなので、その辺りを中心にトレードするのが基本線だと考えています。

 

 

 

★トレードアイデア

・USD/RUB S

・GBP/NOK S

 

狙い目の原油輸出国通貨、ロシアルーブル・ノルウェークローネの「買い」が安定したポジションになりそうです。相手は難しいですが、米国ドル・イギリスポンドまで。

産油国通貨以外で買い目を探したいところですが、アイデアが出てきません。下落の可能性が高いニュージーランドドルあたりを相手に「NZD/JPY S」辺りに注目していきたいところです。

 

 

| 為替予想 2018_9 | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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