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ユーロ(EUR) 為替予想2019前半

ユーロ(EUR) 為替予想2019前半

 

★総評【上昇】

半年〜1年で、実質実効為替レートが  +5% 〜  +15%

 

2018年は弱めの動きになったユーロですが、2019年前半は強気予想とします。現行水準は割安、ファンダメンタルズに大きな変化はなく、上昇するきっかけ待ちの状況です。米国ドルが下落するような状況になれば上昇が期待できると思われます。

ユーロは2017に上昇を開始、ここ1年ほどは安定した動きが続きました。明確な上昇を始めるには時間がかかる可能性がありますが、そろそろ良い頃かなと思っていたりもします。

足下ではIMM通貨先物ポジションも売越しになるなど、上昇する環境は整ってきました。欧州内の政治状況などは注意する必要はありますが、大きく下落する可能性は低いため、じっくりと時間をかけてタイミングを計りたいところです。

 

 

★経済状況

ユーロ圏経済はプラス成長と失業率の低下は続いていますが、失業率の低下は鈍化中です。個人消費などを見てみましても、経済状況は極端に悪いわけではないけれど、良いとも言いにくいという状況なのだと思われます。貿易指標は貿易収支・経常収支とも黒字を維持しています。しかし、直近の値は悪化傾向を示していて、天然資源価格の上昇が影響を与えていると思われます。貿易量は対米・対中とも増加しています。

債務については、個人・民間・金融機関は全体的に見て問題なし、国債については個別には色々ありますが、うるさく騒ぐほどの問題はなく、対外債務の水準も考えても悪くない環境であると思われます。

 

 

★金融政策

2018年年末で債券買い入れプログラムが終了し、2015年から続いた量的緩和が終了しました。経済状況を考えると、今後利上げできるかは微妙なところで、出来なくはないけれど、少し時間をおく可能性はありそうです。現在の予定では10月頃を計画しているようですが、後ずれする可能性は高そうです。よってこの半年に関しましては、特に動きはないのではないかと思われます。先行きについての議論に耳を傾けたいところです。

 

 

★トレードアイデア

・EUR/NZD L

・EUR/USD L

 

基本的には「買い」で良いと思います。ただ現状でユーロの底値が確認できているわけではないので、ユーロの底を明確に確認できてからがベストのタイミングでしょう。相手は下落しそうなニュージーランドドル・米国ドル・イギリスポンド等、状況によっては南アフリカランドなどの新興国通貨を混ぜるのも一興となります。

 

 

| 為替予想 2019前半 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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