KAWASE BIIKI

オーストラリアドル(AUD)為替予想2017後半

オーストラリアドル(AUD)

★総評 中立

昨年、上昇局面にあったオーストラリアドルですが、今年に入ってからは一進一退の動きで、現在は年初とそれ程変わらない水準で推移しています。もう少し上昇するのかと考えていましたが、なかなか厳しいもののようです。今後も上下ありそうですが、大きな動きにはならないと予想します。

 

 

オーストラリア経済はまずまずの状況、成長率がプラスになり、失業率も低下しています。主要産業である鉄鉱石・石炭・アルミニウム・小麦等の価格が好調に推移していることから、大幅な赤字を示していた貿易・経常収支が、大幅に改善しました。貿易収支は黒字化しています。鉱物価格は比較的強い動きになっているため、もう少し開発系の投資資金が入ってくるかと思っていたのですが、これは減少しているようです。

内需では、ここ数年不動産が高騰しており、バブル化しています。個人の負債金額が大きくなっているのは、不安材料かもしれません。

 

心配されるのは中国の動向です。鉄鉱石や石炭は、中国の需要により需給が大きく変化するため、これに注目を払う必要があります。現在は景気対策として、インフラ強化の政策が行われていますが、これが終了した場合に、需要が大きく減少する可能性がありそうです。

 

金融政策はインフレ率が上昇しているため、方向性としては、金利を上昇させる方向でしょう。景気も悪くないため、金利をあげる障害は無さそうです。個人や企業の債務が大きくなっているため、景気への影響が懸念されます。

 

 

★トレードアイデア

・特になし

 

基本的には資源価格で動く通貨です。今まで上昇傾向だった資源価格が、直近で下落しているなど、相場環境の方が不安定なようで、取引も難しそうです。

リスクオンなら買い、リスクオフなら売りといった戦略をとりたいのですが、しばらくは静観が無難かなと考えます。

 

 

| 為替予想 2017後 | 02:52 | comments(0) | trackbacks(0) |

日本円(JPY) 為替予想2017後半

日本円(JPY)

★総評 やや強い

2017年後半の日本円は、取引の好機が少なそうですが、方向性としては上昇を予想します。水準感がやや割安のため、ここから大きく下落する可能性は低く、安定感はありそうですが、相場環境がリスクオンムードでは動きにくい印象です。アメリカドルが上昇した場合には、一時的に下落することもありそうです。

 

マクロ経済環境は特に変わらず、長期的に見た交易条件の悪化が気になるところですが、すぐに為替に影響を与えることはないでしょう。足下でのエネルギー資源価格の下落は好材料。一部食品価格や金属価格が上昇しているため、この辺りの影響はもう少し見極めたいところです。

資産価格は、一部住宅価格に多少の行き過ぎた価格形成が見られますが、世界的に住宅バブルが形成されているため、相対的に見た場合では、割安の水準なのかもしれません。世界的に債務が増加している中で、日本では国債以外の債務が減少傾向と、世界のトレンドと逆行しているところが面白いところです。

 

インフレ率は下落傾向で、資源価格下落の影響を受けるため、今後も下落が進むことになりそうです。日銀の金融政策もしばらくは変化がないと予想されます。

 

 

★トレードアイデア

・USD/JPY S

 

相手関係よりも、タイミングが難しい気がします。一度下落したタイミングがあればベストです。何かのきっかけで、相場がリスクオフになった場合には、積極的に買いに行くべき通貨だと思います。

 

| 為替予想 2017後 | 02:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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