KAWASE BIIKI

実質実効為替レート 2015年3月

各国の実質実効為替レート 2015年3月

アジア・オセアニア
?日本円【JPY】68.1
?オーストラリアドル【AUD】108.9
?ニュージーランドドル【NZD】116.4
?中国人民元【CHY】139.3
?シンガポールドル【SGD】112.0


ヨーロッパ
ユーロ【EUR】87.4
イギリスポンド【GBP】98.2
スイスフラン【CHF】113.6
スウェーデンクローナ【SEK】86.4
ノルウェークローネ【NOK】89.9
ロシアルーブル【RUB】98.5
ハンガリーフォリント【HUF】102.8
トルコリラ【TRY】108.9
南アフリカランド【ZAR】81.6


北米・中南米
アメリカドル【USA】102.2
カナダドル【CAD】96.5
ブラジルレアル【BRL】94.2
メキシコペソ【MXN】91.4


データ期間 1994年1月〜
データ期間中の平均値を100とする。
元データはBIS国際決済銀行から。


| 実質実効為替レート | 18:41 | comments(0) | - |

日銀とテーパリング

ロイターの外国為替フォーラムのコラムで、日銀のテーパリングについてのものがありました。
筆者はJPモルガンの佐々木融氏、元日銀マンで、専門は為替全般、日銀の政策に関しては、ややタカ派の意見を持っている印象があります。
記事リンク

内容は、先日の日銀決定会合にて、木内審議議員が日銀による国債の購入額を減らす提案をして、否決されたというもの。

個人的には、もちろん近いうちにテーパリングが開始されるとは思っていません。どちらかというと、緩和の長期継続&追加緩和の可能性のほうが圧倒的にに高いと予想しております。さらに現在の日銀は、実質的には日本政府から多少なりとも束縛されているため、現在の世論状況では、緩和方向以外の決定はできないと思われます。ただ、こういったテーパリングの提案が実際にあった、という事実は大変興味深いものですし、何かが変わる兆しを感じました。

昨日今日は浜田氏の発言もあり、円に対する相場環境が不透明になっています。しかし短期的な動きに惑わされず、大きな流れを読む時期がきているのかもしれません。


| コラム | 00:11 | comments(0) | - |

第2四半期エッセンシャルトレード

サクソバンクFX証券のアナリストレポートであるエッシェンシャルドレードが発表されていたので、
リンクを張っておきます。
いつも通りの内容ですが、為替ではNZドル下落、スウェーデンクローナ上昇を予想。

http://www.saxobank.co.jp/essential-trades/2015q2/
| その他 | 20:45 | comments(0) | - |

オーストラリア経済

昨日発表のオーストラリア準備銀行(RBA)の政策金利は2.25%で据え置きとなりました。
事前予想では、据え置きと、利下げとで意見が分かれていたためか、政策金利発表後、オーストラリアドル(AUD)は2%ほど上昇しました。

オーストラリア経済は低迷しており、今後も厳しいことが予想されます。主要輸出品である、鉄鉱石価格が下がり続けている他に、財政悪化のため、緊縮財政を強いられており、内需にも影響を与えております。
さらに、2017年にかけ、自動車産業(GM,フォード、トヨタ)の工場撤退が決まっており、更なる苦境が予想されます。失業率は、2012年頃には5%台前後で推移しておりましたが、直近6.3%、さらに上昇が続いております。

今回、政策金利は今回は据え置きとなりましたが、今年中に2回(0.5%)程度の利下げが予想されており、オーストラリアドルも中期的に下落が予想されます。
| コラム | 11:04 | comments(0) | - |

最悪の雇用統計とアメリカ経済

先週末に発表された、アメリカ3月の非農業部門雇用者数と失業率ですが、市場予想を大きく下回る結果になりました。

非農業部門新規雇用者数 12.6万人 (予想24万人)
失業率 5.5% (予想5.5%)

また1月、2月の雇用者数の値も下方修正されており、市場を失望させております。季節的な要因や、不安定だった天候、港湾のストライキの影響、ドル高による輸出企業の収益悪化などさまざまな理由が考えられていますが、基本的にアメリカの経済が踊り場に来ているといった感じなのかもしれません。
失業率に関しましては、先月と変わらない値ですが、求職者自体が減っているようで、実質的にはやや悪化している状態です。また5.5%という値は、ほぼ完全雇用状態とされ、これ以上の改善には、賃金上昇がともないます。実際にウォルマートストアやマクドナルドといった、アメリカを代表するような小売企業が、大幅な賃上げを発表しており、賃金上昇は確実視されております。

ここ数ヶ月アメリカの経済指標は、市場予想を下回ることも多くなってきており、アメリカ経済そのものへの注意が必要なようです。

| コラム | 15:34 | comments(0) | - |

シンガポール金融緩和へ

またまたまた驚きのニュースです。波乱の一月になっております。

シンガポール金融管理局は金融政策を変更し、名目実効レートの傾きを緩やかにすることを決定しました。
これは金融緩和に当たります。

シンガポールは、政策金利を持たず、通貨バスケットの名目実効レートを政策目標としており、この値を変更することで、金融政策を変更させています。通常は、4月と10月の年2回の会合で金融政策が決まるため、今回この時期に政策の変更を行うのは、極めては異例のこととなっております。

近年は、好調なシンガポール経済を反映し、緊縮的な金融政策を行っておりました。今回の措置は、物価の下落や、ECBやカナダ中銀の金融緩和に合わせておこなっており、シンガポールドルの上昇を押さえようとしたものと考えられます。ただし、必ずしも通貨安を目指したわけではなく、緊縮政策自体は継続すると思われます(名目の値の傾きを変化させ、実質の値を一定に保とうとしている)。




| コラム | 22:35 | comments(0) | - |

中国人民元、切り下げは近いのか?

人民元に大きな動きが出る可能性が高まっているのかもしれません。

リテール外国為替大手のサクソバンクFX証券が、中国人民元を含む通貨ペア取引の証拠金を、20%(レバレッジ最大5倍)まで引き上げる方針のようです(実施は2/2から)。理由としましては、「市場環境の変化と流動性の低下」ということで、具体的なことは公表されていませんが、何らかの情報があったと思われます。サクソバンクでは現在、ロシアルーブルとスイスフラン・メキシコペソの証拠金率を、他の通貨よりも引き上げております。

中国人民元といえば、製造業支援のため、安値で操作されていると思われがちですが、2006年頃から対ドルで上昇させる政策をとっており、現在は相当な高値圏にあると考えられます。むしろ、資本流出拡大を恐れ、高値を維持させているのが実情のようです。昨年夏ごろから、外貨準備が減ってきており、この動きに関連していると思われます。中国政府・人民銀行から為替に対する具体的なアナウンスがないため、人民元の方向性はわかりませんが、中国の経済状態を考えると、人民元に大きな動きがあるとすれば、引き下げ方向と予想するほうが自然と考えられます。。

スイスフランの件があり、各FX会社とも慎重な経営が求められており、このような予防的な措置はこれから増えていくと思われます。経済指標や要人の発言といったものではないですが、こういった動きも、相場を予想するするヒントになりますそうです。



| コラム | 11:43 | comments(0) | - |
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